TOEIC対策_Part1について
ご存知のように写真に対して適切に描写しているものを4つの設問から選択する問題です。
基本的には前半は比較的簡単で後半にひっかけや上級者でも難しいと感じる問題が出ます。
さて、対策は語彙を増やし、それを各国の音で捉えられ、頭から理解し、聞き逃さないように集中力を持って臨む。という事になるのですが、それが簡単にできる事ではないですね。
それを少しでも助けるための私が持っている考え方をご紹介します。
① 描写の大半は現在進行形ですが現在完了や受動態も多い。
→まずは写真の動作をしっかり確認することが重要です。また複数の人物が出ている時は事前にそれぞれの動きを確認します。ただし、まさに動的な写真なのに背後にある静的なものを描写してくるある意味ひっかけもあるのでそこに惑わされないようにする必要があります。
② 完全に4つの設問を聞き取れなくても正答できる。
→4つ全てクリアに聞き取れて確信を持って正答できる問題もあると思いますが、「これはありえないぞ。」という風に設問を消去していき正答を選択できる問題もあります。上級者でも聞き取れない時はあります。
考えてみてください。普段の日本語の会話の中だって、何て言った?って聞き返す事は多々ありますよね。正答するのに4問完全にクリアに聞き取れなくても十分正答できると思います。
③ 言い換え語句に注意する。
→例えば写真に“男性が顕微鏡を使っている”ものがあるとします。microscope という単語が来るぞ。と準備していても、実際にはA man is using a piece of equipment.と来て動揺してしまう事があると思います。こういう言い換えを用いたひっかけがありますのでそういう設問にも注意が必要です。
④ とにかく集中力!
→ Part1に限らずリスニングは一瞬でどんどん次の問題に進んでいってしまいます。ちょっと他の考え事などした瞬間にアウトです。持てる力を最大限発揮できるように集中してください。
⑤ 諦めも肝心!後を引かない!
→ 「聞き取れなかった、悔しい!」とPart1で行きなり躓いたと動揺するとそのあと、ずっとリズムを崩し、負のスパイラルに陥ってしまいます。全本正解を狙う人じゃない限り、「他で挽回すればいいや。」とキッパリ諦めて次の問題に集中することが大切だと思います。